標準パレットを活用した混載・中継輸配送で多様な荷主企業・物流事業者をつなぎ、安定した輸送力の確保と環境に配慮した持続可能なサプライチェーンの構築を目指します。
共同輸配送のオープンプラットフォームの提供
プラットフォーム上で、荷主企業の出荷計画・荷姿・荷物量などの情報と、物流事業者の運行計画などの情報をつなぎ、需要と供給に合わせた物流のマッチングを行います。本プラットフォームの基盤システムは、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)における「物流・商流データ 基盤」を構築した富士通株式会社と共同で構築を進めており、2024年冬ごろの利用開始を予定しています。同業他社からの閲覧や、外部からのアクセス制限などで、安心・安全で円滑な共同輸配送を実現します。
持続可能な地域物流網の構築
地域の複数の物流網を集約する共同輸配送を実行します。従来、低積載・長時間労働で幹線輸送を担っていた地域の物流事業者が、効率的に複数社の域内配送(集荷)を担うことで、積載率および稼働率を向上させ、地域内での持続可能な物流を構築します。
高積載で安定した輸配送サービスの提供
「標準パレットの使用」、「定時運行」、「セミトレーラーやダブル連結トラックなどの高積載車両の活用」により、高積載で安定した運行を行います。また、中継拠点を介した輸送を行うことでドライバーの負担を軽減し、稼働率を向上させます。2024年度は東京・名古屋・大阪間で1日40線便を運行予定です。
環境への取り組みについて
気候変動が持続可能な社会の実現に対して重要な課題であることを認識し、事業活動を通して気候変動の緩和と適応を図り、リスクを管理し、機会を創出することで低炭素社会の実現に貢献し、社会とともに成長する企業を目指します。また、SSTでは混載や中継輸送を基盤とする輸送サービスを通じて、社会課題であるGHG排出量の低減に努めます。
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